ジオン水陸両用モビルスーツを愛でる会
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(近日更新部青色


最新ニュース(2005/7)
 05年07月30日アッガイがとうとうマスターグレードシリーズ(MG)で発売!!

(参考:google検索「アッガイ マスターグレード」「アッガイ MG」)


ちなみにHCM-Pro G-Box ジャブロー潜入セット も発売されています。

基本紹介 ジオン水中MSとは][なぜ注目するのか][ガンダムでの「こじつけ」

[ジオン水陸両用モビルスーツとは?]

 「モビルスーツ」とはSFアニメーション「ガンダム」シリーズ(1979〜)に登場する人型ロボット兵器のことで、身長はおおよそ人間の十倍以上あります。ロボットと言っても「鉄腕アトム」や「ドラえもん」のように自律的に動くのではなく内部のコックピットに人間が入って操作する、という設定です。

 念のため書いておくと、『機動戦士ガンダム』というアニメーションは(他の多くのアニメと同様に)フィクションですので、モビルスーツに関しても架空の兵器であることは言うまでもありません。(参考:「当サイトのスタンス」)

 当サイトで対象としている「ジオン水陸両用モビルスーツ」とはガンダムシリーズの最初の作品・初代「機動戦士ガンダム」(所謂、ファーストガンダム)で、ジオン公国軍側として登場した水陸両用に作られたモビルスーツ達を指しています。

 具体的には「アッガイ」「ゴッグ」「ゾック」「ズゴック」の4機種とその周辺を指します。

機動戦士ガンダムII 哀戦士編(映画) パンフレットより。右下のが人間体形型のモビルスーツ「グフ」で残りが水陸両用型モビルスーツ

 これらの特徴は以下の点が挙げられます。

 ところが後述のような理由から、上のような特徴を持つモビルスーツはそれ以後の「ガンダム」シリーズで登場することはほとんどなく、そのために初代ガンダムに特有なモビルスーツ群になりました。

 ちなみに私・高崎は初代の「機動戦士ガンダム」(所謂「一年戦争」を描写としたとされるもの=ファーストガンダム)とガンダムシリーズ第二作品である「機動戦士Zガンダム」しか見ていないので、このページの内容はそれらの作品に基づきます。
 その後のガンダムシリーズ作品を見ていないことによる偏見や誤解もあるかもしれませんが、御容赦下さい。御指摘いただければ今後のサイト作りの参考にさせて頂きます。

私が注目する一番の理由は?

 前述のようにずばり可愛いからです(笑)。

 4機種の中でももともとズゴックは結構人気があり、取り上げているサイトも多いので、当サイトでは残りの「アッガイ」「ゴッグ」「ゾック」に主に注目して取り上げたいと思います。(天の邪鬼...)

 私は小学生だった1980年代にガンプラ(ガンダムプラモデル)を作っていましたが、その時にすでに水中用モビルスーツがお気に入りで、特に私は腕の伸縮する「ゴッグ」を好きだったのを覚えています。

 なお、4機種の中でもアッガイは2005年現在「萌えキャラ」化していますが、こちらで書いたようにそれには理論的根拠(?)があります。アッガイを可愛いと思えない人は哺乳動物ではありません(おぃ)。

[ガンダム設定の「こじつけ」当サイトのスタンス]

 ガンダムシリーズでは、その各種設定(人物設定、舞台設定、時代設定)がリアルなことが一つの特徴として観客達を魅了してきました。けれども、初代ガンダムが大ヒットし、その後シリーズ化すると、最初の設定よりもさらに詳細な設定が続編制作のために必要になり、「後になって以前の作品の設定を細かくする」「以前の作品の説明していなかった部分を設定する」ということがガンダムシリーズの制作者達によって行われてきました。

 そのことはガンダムシリーズ作品全体(ガンダム世界)の奥行きを広めることになった一方で「最初はあまり深く考えていなかったのだが既にそう描いてしまった以上、理由をなんとかして作り上げる」「矛盾が出そうになってきたことに対してなんとか根拠を作り上げる」すなわち「設定・理由をこじつけていく」ことが一般になりました。

 初代ガンダムすなわち「機動戦士ガンダム」(ファーストガンダム)はそのような点で、後になって「こじつけられた」設定がもっとも多い作品です。その作品は確かに最初からリアルな設定を持つアニメではありましたが、25年以上もの間シリーズが続く作品になるとは制作者達も思っていなかったでしょうから、そのような出来事が発生したのはやむを得ない面はあります。
 その点はガンダム制作の際に富野喜幸監督も参考にした米国SF(というよりファンタジー?)映画「スターウォーズ」(StarWars)と似たような性質を持っています。

 このようなこじつけに対してどのような態度を取るかはファンそれぞれで、全面的に「こじつけられた設定」を受け入れる姿勢が一つあります。

 しかしながら歴史学が好きだった私としては、そのような「こじつけ」はちょうど歴史資料から主観的に歴史を作り上げるような行為に感じられる為、あまり好きではありません。ですので、それらの「あとから作られた、こじつけ的な設定」を盲信すること(受け入れること)は極力避け、その作品が最初に発表された段階で制作者が意識していた部分までを特に重んじたいと考えます。

 ただし、そもそもガンダムシリーズはあくまでフィクションですので、そのファンサイトの一種である当サイトが制作者達の作り上げた設定をあまりに軽んじ、ガンダムはあくまでフィクションでしかないということを強く強調することはアホらしいことです。
 (当サイトはあくまでガンダム作品を肯定評価するページであり、否定するページではありませんから。)

 その為に当サイトでは「〜というように制作者達に設定された」というような言葉を使わずに、実際に「ノンフィクション」「歴史的事実」であるかのような記述で述べる部分も多いですので、その点は御了承下さい。


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